神奈川県横浜市の吃音(どもり)治療専門・DAF装置

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  DAF装置の紹介

DAF装置

  

 朗読や会話時の聴覚言語フイードバックの速度をコントロールすることにより、話し方、読み方に流暢性を持たせ、吃音(どもり)症状の軽減、解消を促します。その改善の度合いはしばしば劇的です。この装置は、口から出た空気伝導の声だけを増幅し、しかも通常よりも遅らせて聞かせることができます。

 吃音(どもり)の人は、骨伝導の声に焦点を合わせようとしています。しかし、この装置を使って遅れて聞こえる空気伝導の声に焦点を合わせ発語すると、自然に滑らかな発語運動が促されます。練習を繰り返すことで、正常な言語機能を取り戻し吃音(どもり)が解消されていきます。 ⇒DAF装置でなぜどもりが治るのか

DAF装置を使用した効果
 ・どもりが軽減、解消されてスムーズなしゃべりを実感できる。
 ・話す前や会話中の恐れや心配、緊張を軽減、解消できる。
 ・正確に伝達することができるようになる。
 ・自由に思いのまま話すことができる。
 ・会話を楽しむことができる。
 ・より大きな自信を取り戻せる。
 ・より良い社会生活を送ることができる。
 ・生活の質が全体的に向上する 。

DAF装置の紹介

DAF装置
家庭でのトレーニング用装置。
遅延速度を0.01秒から0.2秒まで7段階に設定できます。遅れを長く設定できるので、より注意深く自分の声を聞きながら、ゆっくりスムーズな発声を体感できます。


Fluent−Speaker(フルーエント・スピーカー)
胸やズボンのポケットに入る位の大きさで携帯用として使用できます。片耳装着で日常の会話を邪魔しません。外出先での練習や会話に使用。遅延速度は2段階に切り替えられます。(特願2003−341048号)

Fluent−SpeakerU
国内初の耳かけ式のDAF装置が平成20年に完成します。
耳の後ろにフイットして、通常の会話を邪魔することなく、よりスムーズなしゃべりをもたらします。ちょうど耳かけ式の補聴器のような形態で、より小型化されたDAF装置です。遅延速度は1段階のみ。

★お知らせ★
耳掛け式DAF装置は、ただいま更に使いやすくするため、モニターの声を参考に急遽改良中です。既に何人もの方にお問合せいただいており誠に申し訳ございませんが、もうしばらくお待ち下さい。


吃音発話リード装置
吃音者の発話を促す装置として、平成18年4月21日付で特許取得致しました。
(特許第3795490)

DAF装置でなぜどもりが治るのか

 私たちは、ミサイルと同じように目標や的を捕え、目標に対するズレを自動的に修正して命中させるという自動制御装置を持っています。野球で言えば、ピッチャーが投げ、バッターが打って、ボールが高く舞い上がります。すると野手はボールを目で追いながら、速度、方向、落下地点を一瞬にして計算して、すぐ走り出します。そしてナイスキャッチ。決して走っている最中、このスピードで間に合うか?方向がずれていないか?等、意識的にスピードや方向、体の角度、グローブの構え方等を調整しようとはしていません。

 もっとわかりやすい例を挙げると、私たちが食事をする際、箸で食べ物を挟むのに、肩の筋肉を収縮させて、この指とこの指にこれだけの力を入れて、手首とヒジは何度に曲げて...等と考えません。意識せずに手を伸ばし、なにげなく箸で上手につまみ上げます。これは、目で目標の食べ物を捕えて、フィードバック機構の働きで目標と箸のズレを感じとってそのズレを修正しているのです。目隠しをして食事したりお化粧をしてみると、このフィードバック機構がいかに大切な働きをしているのかがよくわかります。

 同じように、私たちが話をする場合にもこのフィードバック機構がしっかり働いています。絶えず自分自身の声を耳で聞き、監視し点検して自分の声の大きさや速さ、リズム、声の調子や印象などをその場に応じて調整しているのです。耳が全く聞こえない人は話すことができません。また、耳が遠い人は大きな声で話すことからも、話すことと耳は非常に重要な関係があることがわかります。

 健康な人は、聴覚フィードバックは約0.01秒の遅れがあるといいます。すなわち声帯で発した声が口から出て、自分の耳から入って脳の聴覚中枢に到達するのにおよそ0.01秒かかるのです。
 ですから早口を素因としている場合は、早く話そうとするあまり、自分の声を耳でしっかりと捕えないままに次の声を発しようとしてまごついてしまいます。テレビニュースでの外国からの衛星同時中継で、日本からの話しかけに画面の相手の声が遅れて聴こえてくるために、しばしば口ごもったり、ドギマギして会話がスムーズにいかない場面がありますが、まさにこれが聴覚、運動感覚のフィードバックが十分に働いていないための非流暢性(どもり)と同じ状態なのです。

 普通の人は、音を構え作る努力は一切していません。思ったとおりに口を動かせば願ったとおりの音声が出てきます。すなわち言語行動とは、呼吸運動や歩行運動、書字運動と同じ種類のもので、もともとは自動運動と呼ばれ自動化されている行動なのです。自動化されている運動に、過剰な干渉を向けると「けいれん」がおきやすいという人間行動の原理は、よくどもり現象を説明しているといえます。どもらないでしゃべろうとする気持ちから、声を意識的にコントロールしようと自動化されている言語行動に過剰な監視を向け、正常者では無意識的に行われている聴覚フィードバックが意識的に行われています。

 ここで非常に重大な問題が生じてきます。というのは、意識的に声をコントロールしようとすると、注意は声として口から出す前にコントロールしなくてはなりません。そこで声に出す前に口の中で声を出してみて、ちゃんと喋れそうかどうか口の形や舌の位置、喉の緊張や動き方等、発語器官の運動感覚を意識しながら話しています。自動化されているはずの言語行動を意識して動かすのですから、自然には働かずガタガタになってしまいます。もしこのように意識して発声した言葉が、例えどもらずに言えたとしても、意識してコントロールしている限り、不自然であり、他の人とは違う、つまり自分は「どもり」であるという思いから開放されることがありません。

 またもう一つの重大な問題は、口から発した声が耳から入り、聴覚中枢に到達するのに約0.01秒かかりますが、一方発声した声は体の内部から骨伝導でほぼ同時に直接聴覚に達しているのです。しかし、私たちは話す時に必要な聴覚フィードバックは、外に出た声を耳から聞く、つまり約0.01秒遅れの声をモニターすることなのです。ところがどもりの人は、早くコントロールしようとし過ぎるからか、約0.01秒前に聞こえる骨伝導の声に聴覚の焦点を合わせているのです。

 したがって、意識して動かして発した声を骨伝導で聞き取り、同時に調節しようとするために、非常にぎこちないものになってしまいます。しかもそのぎこちない声が、約0.01秒後に耳から聞こえる訳ですから、その遅れた声にも反応して混乱し、ますます必死に発語の筋肉を意識的に操作しなければならなくなるのです。

 このことは、DAF(音声遅延フィードバック装置)で正常者に、自分の話す音声を遅らせて聞かせると、どもりと同じ条件が作られ、正常者も途端にどもりになってしまいます。このことからもどもりの人は、音声をコントロールするためにモニターする焦点が、耳から遅れて入ってくる音声に合わせられていないことがわかります。

 実際、どもりの人にこのDAF装置を使って朗読や会話をさせると、著しくどもりの症状が減少し、なめらかな発語が促されるのを確認することができます。これは、このDAF装置が、口から出た空気伝導の声だけを増幅し、しかも通常より遅らせて聞かせることができ、その遅れた声に左脳の焦点を合わせて、右脳が無意識的に発語運動を引き起こす「条件反射」を身につけたり、骨伝導や発語運動感覚を遮蔽して、右脳感覚が中心にならない発語習慣を身につけさせることができるからです。つまり、左脳が言語機能の主導権を握り、それに右脳の発語運動感覚が無意識に働くという、正常な言語機能に戻すことができるというわけです。




 
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